アパレル・ファッション業界【人手不足対策】〜テクノロジーがアパレルを救えるか〜


「AIの社会進出、デジタル化が、あなたの仕事を奪う!」

なんて、記事が世間を賑わせ、

「えー私の仕事はどうなんだろうか」って、

自分の職種をネット検索された方もいるのではないでしょうか。

なんだかネガティブなイメージがありますが、
昔と今を比べれば、当たり前のことかもしれませんよね。

消えていく仕事があれば、新しい仕事が生まれています。

そう言えば、最近の求人では、「RFID機器取り扱い」「RFID営業」
これまで聞きなれないポジションが増えてきましたね。

RFID?

RFIDって何?
RFIDとはICチップを使用する次世代認証システムのことです。

ICチップと小型のアンテナで構成されたもので、ICチップに記憶された情報(ID情報:例えば商品の品番、カラー、サイズなど)を無線(RF:Radio Frequency)によって直接触れずに読み取る技術のことをいいます。

ICタグ自体の厚さは1mm以下で、商品の包装に貼付されたり、値札タグに組み込んで使用されています。

商品をレジで精算する際や、棚卸しで商品を管理する際のバーコードの代わりになるものです。

ICタグは、バーコードに対してはるかに多い情報量を記憶できるだけでなく、複数の内容を瞬時に一括で直接触れることなく読み取ることができるなど、技術的に優れた点が多いことから、流通のさまざまな場面で効率化が期待されている技術です。

<流通・小売物流.com :参考><ウィキペディア:参考>

RFID導入のメリット

~小売業を中心に、ICタグを導入する狙い~
①セルフレジなどによる人件費削減
②店舗業務の生産性向上
③サプライチェーン・マネジメント(SCM)の効率化

消費者のメリットとしてはレジに並ぶ手間が省けるだけだなく、素早く購入できることで買い物する際のストレスが無くなりそうですよね。

アパレル業界におけるICタグ導入状況

ファーストリテイリング
ICタグの本格導入に向けて仕組みを構築、国内外の全3,000店でICタグを利用する方針。初期投資額は数百億円の見込み。傘下の「GU」では、国内店舗の約半数に当たる176店で既にICタグを利用しており、セルフレジを導入。

ユナイテッドアローズ
RFIDを2021年3月期には全社への導入完了予定。将来的にはRFIDをマーチャンダイジング(MD)の分析にも活用する計画で、商品動向の詳細な把握によってMDの精度や在庫効率の向上に。

青山商事
スーツなどのハンガー製品にICタグを活用し、物流センターをほぼ無人化に。

ビームス
数年前から全品にICタグの貼付を進めており在庫管理などに活用中

しまむら
今年、ICタグ検討のプロジェクトチームを立ち上げ。

<日本経済新聞:参照>

最後に

 

人手不足の販売員からしたら朗報ではないでしょうか?
3日かかっていた棚卸しが、3時間で済むんです
うまく活用できたなら、お客様をお待たせすることなく、質のいい接客に集中できます。


ただICタグは1つ50円するなど高単価、課題もありそうですね。

<現在形最中のRFIDに関する求人はこちら>

レーベル営業
レーベル生産管理


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