ファッション業界の「デザイナー」と聞いて、みなさんはどんな―メージを持ちますか?
ファッション業界にはさまざまな「デザイナー」が存在しますが、特に『ブランドデザイナー』と『OEM・ODMデザイナー』は、似ているようで異なる役割を持っています。この記事では、その違いを分かりやすく解説していきます。
1. ブランドデザイナーとは?
【定義と役割】
ブランドデザイナーは、自社ブランドの企画・デザインを担当します。
主な仕事内容
◆シーズンごとのコンセプト作り
◆アイテムデザイン(服、バッグ、シューズなど)
◆トレンドリサーチやターゲット顧客の分析
◆コレクションの発表(ファッションショーや展示会)
特徴
◆ブランドの世界観やアイデンティティを作り上げる重要な役割。
◆自由度が高い一方で、競争が激しい。
◆顧客は最終消費者。
2. OEM・ODMデザイナーとは?
【定義と役割】
OEM(Original Equipment Manufacturer)やODM(Original Design Manufacturer)は、他社ブランドの製品を企画・デザインする仕事です。
主な仕事内容
◆クライアントブランドの要望に基づくデザイン提案
◆コスト管理や量産を考慮したデザイン
◆生産工場との連携、素材の選定など実務的な業務
特徴
◆クライアント(ブランド)が主導権を握る場合が多い
◆ビジネス重視の実用的なデザインが求められる
◆顧客はクライアントブランドや企業
3. ブランドデザイナーとOEM・ODMデザイナーの違い
ブランドデザイナー
◆対象顧客・・・一般消費者
◆自由度・・・高い(ブランドの方向性次第)
◆デザイン目的・・・ブランドの世界観を表現
◆仕事の幅・・・トレンド発信、クリエイティブな業務が中心
◆競争の場・・・ファッション市場やトレンド
OEM・ODMデザイナー
◆対象顧客・・・クライアントブランドや企業
◆自由度・・・低い(クライアントの要望が優先)
◆デザインの目的・・・クライアントのニーズに応える
◆仕事の幅・・・実用性やコスト管理が重要
◆競争の幅・・・取引先との信頼関係
4. それぞれのキャリアパスと向いている人
ブランドデザイナーに向いている人
◆自分のアイデアやスタイルを表現したい人
◆トレンドに敏感で、マーケットリーダーとして活躍したい人
OEM・ODMデザイナーに向いている人
◆実務的な仕事やクライアント対応が得意な人
◆ビジネス視点を持ちながらデザインしたい人
まとめ
「ブランドデザイナー」と「OEM・ODMデザイナー」のどちらも、ファッション業界を支える重要な役割を持っています。どちらが自分に合っているかを知ることが、キャリア選びの第一歩です。
自分自身がどちらに向いているが迷ったときは、ぜひ、「アパレルコンシェル」にご相談ください。キャリアの棚卸をサポートします!
アパレルコンシェルは
「ファッション・アパレル業界に特化した転職エージェント」です。以下のようなサポートを提供しています。
業界特化型の求人情報
ファッション・アパレル業界に精通し、企業情報をはじめとした“生きた情報”をもとに、適切なアドバイスをご提供することが可能です。なお、一般には公開されない求人情報を多数ご用意しています。
キャリアカウンセリングで悩みを解決
専任のコーディネーターが、あなたの経験やスキルを最大限に引き出し、新しい環境で活躍できる道を一緒に考えます。
応募から内定まで手厚くサポート
職務経歴書の添削や面接対策など、初めての転職でも安心して進められるよう徹底フォローします。
ファッション・アパレル業界でのキャリアをさらに輝かせるために、ぜひ「アパレルコンシェル」の転職支援サポートをご利用ください
転職支援サポートについては詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
ーーーーーーーーーー求人情報はコチラからーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーご登録はコチラからーーーーーーーーーーー
Instagramでも情報発信してます!

apaconサポーターふかふかさん

最新記事 by apaconサポーターふかふかさん (全て見る)
- 【まとめ】ファッションデザイナーのキャリアと成功のポイント - 2025年2月7日
- ファッションデザイナー年齢とともに変わるキャリア戦略「年齢の壁とは?」 - 2025年1月31日
- 「ブランドデザイナー」と「OEM・ODMデザイナー」、あなたに向いているのは? - 2025年1月24日