皆さん、こんにちは(^.^)/~~~ アパレルコンシェル深澤です。 4月16日(土)ユカアンドアルファ中村様に3DCLOの活用現状のお話しと、デモンストレーション見せて頂きました。 ZOOM開催で多くの方に参加いただき、アンケートでは感想や印象に残った事、もっと聞きたかったこと等、コメントを沢山いただきましたので、以下ご報告をさせて頂きます。参加できなかった方も是非、読んで頂き次回開催のご希望が多くありましたら、計画をさせて頂きます。 <アンケート回答数12名>
今回、3DCLOを知る事で、”今”のご自身の業務を考えるきっかけになった事はもちろんですが、アパレル業界に限らず”DX”をどう活用していく社会になるのか、そして自身がどうやって、何を取り入れていくのかも、考えるきっかけになったと感じています。
以下、アンケート結果です。
【1. 参加されて、いかがでしたか?】 大満足:4/満足:6/普通:2/不満足:0
【2.今後あなたにとって、参考になりそうですか?】 とても参考になる:6/参考になる:5/まり参考にならない:0 未回答:1
・自分がパタンナーとしてソフトをいじるということはありませんが、何かしら繊維製品のものづくりに携わる際の参考になりました。
【3.本日の中で、どんな内容が印象に残ってますか? また、印象に残っているキーワードなどあれば合わせてお教えください
- ●単純なグレーディングではなく、体型に合わせたグレーディングが出来ること
- ●生地の質(落ち感)まで再現が出来ること
- ●パターン画面とスタイリング画面が同時に反映される&方法を駆使すれば2つの場所からでも画面を共有しながら作業を進められるということが分かり、これからのアパレルの新しい働き方にも影響があるのかなと思いました。
- ●パターンを画面上で触れること。
- ●素材感を3Dで表せること。
- ●素材替えや色違いのイメージがつけやすいので、展示会の各色サンプルの費用を抑えることが出来るかと思いました。
- ●実際に業務に組み入れることで、出来る事の幅を少しずつ示していけそうに感じました。
- ●決めるのは経営者なので、削減出来るコストと導入コストをパタンナー側から示せればいいかと思います。
- ●中村さんがおっしゃられていましたが、「やはり人」という言葉です。
- ●ある程度の知識がないと使いこなすのは難しいということ。
- ●近い将来、パタンナーが要らなくなるという懸念は一先ずホッとしました。
- ●3Dと言え、素材の表情はあくまでも参考程度だろう。と思っていましたが素材測定器があり、リアルな具現化が実現でき、実際、実物と大差が無いというお話に目から鱗が落ちました。昨今、素材とパターンのイメージが結びつかないデザイナーさんが多い中、大変有効的で強力に感じます。
- ●デザイナー、MD、パタンナーが各々の専門を生かして連携して作り上げる作業が理想的ということで、根本的な物の作り方、在り方、知識は不可欠な上で、よりクオリティ高く、無駄を省け、サスティナブルであると確信しました。一方で、便利で、コンピューターに頼れるからこそ、機械操作の知識に偏ることなく各々が専門性高いプロ意識を持って対応していかないと、今以上に洋服造りが搔き乱れ、おかしな構造に陥ると言う危惧も感じました。(すみません。。。ネガティブで)そうなると最終的に追い込まれるのが、今日もそうですが、結局は最後は人の手の縫製工場になります。 中村様がおしゃったように、無限なため、専門知識を養いながら堅実に扱うモラル、ルールや規約も同時に高める必要性があると感じました。
- ●3DCLOを初めて見たので、どんなものなのかが知れて良かった。
- ●パタンナーパタンナーと言っても、負担が多くなるだけで中村さんがおっしゃっていた様にMD(事業部)デザイナーが一緒に参加していかないと進みません、売る側が言って頂く事がとても大事なので、認識している・言って頂いてる事が良かった。
- ●柄合わせしながらフレアの展開をすぐ調整できるところなど、その場でリアルな確認ができるところが印象的でした。
- ●展開位置など(シャツからワンピにしてフレアを出す時脇のみで開いていました)細かな調整はどの程度感覚を合わせられるのかなど気になりました。
- ●生地は大体の目安の素材だけでイメージに近い落ち感などを出すのかと思っていたら生地の厚みやテンションを自分で計測も出来るといことも知らなかったのでデータの無いものも3Dに出来るということがすごいと思いました。
- ●「元のパターンがきちんとしていないと、きちんとした3Dモデルは完成しない」とのことでしたが、おそらく将来的には変わると思います。
- ●パターンデータの蓄積が増えれば「絵を描くだけでパターンができ、オンデマンドで1点サンプル(商品)ができる」という時代が遠く無い日に来るはずです。また、ソフトメーカーもそれを目指すと思います。また既存のパターンの微修正や生地載せ替えは早々にデザイナーと工場パタンナーさんだけでできるようになると思います。ですのでパタンナーさんは1オペレーターとして技術を学ぶのではなくデザインや生産管理もできるなど、トワル職人以外の知識が必要になると思います。
- ●3Dモデリングの世界ではすでにCGクリエーターやモデリストという人達がいますので、ある意味その人達のほうが先にこの技術を活用できるかもしれません。他ジャンルの参入があったときに今のアパレル業界では太刀打ちができるでしょうか、と心配になります
【4.本日の内容で、もっと聞きたかったことがあれば教えてください。】
- ●illustratorが出来ないと、CLOを使用することは難しいでしょうか?
- ●ソフトのツールなどの簡単な説明があれば嬉しかったです。
- ●今日の説明でわかりやすかったです。
- ●ユカアンドアルファさんの今後の課題やビジョンを聞いてみたいです。
- ●パタンナーとしては、先ず ユカアンドアルファ Alpha myuによる3Dソフトのパターン作成の習得が大切ですか?
- ●デモンストレーションでの、パターンと縫い合わせを装着させる2画面で、パターンを直すと装着も変化する連動がありました。これの逆で、例えばパンツの渡りが足りない→ 装着画面のわたりを必要なだけ引っ張ると、パターンにも反映するのでしょうか?(トワルでパタンナーが行う足したり、カットしたりの作業) でも。。。これが出来たらそれこそパタンナー要らないですね(>_<)
- ●デモンストレーションガもっと見たかったです
- ●3Ⅾ画面で分量変更したものがパターンに反映出来る様になって良かったですがどのようになるのかパターンの方をもう少し見たかった、東レのCADを使用しているメーカーが多いと思いますが。どの様にするのか見たかったです。
- ●かなり項目がたくさんあったように見受けられましたが、現在クレアコンポⅡを使用しているレベルでやっていけるのでしょうか?
- ●簡単に動かしているように見えたのですが実際に扱えるようになるにはどのくらいの時間が必要なのか気になりました。
- ●この技術データのみで商品を作れる工場はすでにあるのでしょうか。
【5.ユカアンドアルファ3DCLO教育コースを受講してみたいですか?】
- ●受講検討したいと思っています。
- ●してみたいです。
- ●してみたいですが、時間がないのが現状です。会社に相談してみます。
- ●経済的余裕ができた時に是非
- ●10年若かったら受講してみたいです(笑)
- ●興味はありますが、実際仕事で活用することを認めてくれる会社に所属できるかと受講できる時間がつくれるかどうかになると思います。
- ●3D対応パターンがある程度ひけるようになって同時進行していけたらいいのかな?とういう感じ?
- ●自分のキャリアアップにつながるかとも思いますが今すぐにとは思わない。
- ●受講してみたいですが、考え中
- ●検討してみます。ただ本当にさわりの部分だけだったのでもう一段階踏み込んだセミナーがあるとより受講のきっかけになるのかと思います
- ●機会があれば受講したいと思いました。
- ●今のところ不要です。が、デザイナー一人でものづくりができるようになったら使用してみたいです。
【6. 今後、実施してほしい『セミナー』 『勉強会』 『懇親会』など、ありましたら教えてください。】
- ●アパレルの直貿へのシフト状況について、もし機会があれば知りたいです。
- ●日本でも海外でも良いのですが、CLOのようにファッションandテクノロジーのファッションテックの事業形態を新しく知れるセミナーがあると嬉しいです。
- ●今回のような今後自分にとってプラスαになる、新しいことの情報が聞ける会や、業種、人種関係なく深澤さんのように自分で「始めた」女性の集まりの会とかがあるなら参加してみたいです。【自分で「始めた」女たち】本がすごくためになったので、実際にこういうことの聞ける場があればなと思っていました。
- ●今、業界を離れていますのでアパレル業界の動向とか些細なことでも知りたいです。
- ●縫製工場さんの要望、問題など。 外注パタンナーということもありますが、10~20年前と大きく洋服造りも変化し、昔のようなコミュニケーションがなくなり一方通行が多く、縫製工場さんの様々なリアル問題、パタンナーやデザイナーの在り方等、生声が聞きたいです。(特にスーツ工場)
- ●ずっとTESを受けたいと思いながら勉強できていないのでESの勉強会などがあったら参加したいです。
- ●アパレル業界向け英語・中国語講座、工場改善セミナー など。
【7.ご意見、感想やメッセージなど、ありましたらご記入ください。】
- ●アパコンカフェは初めての参加でしたが、とても参考になりました。ありがとうございました。
- ●この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました。弊社にもCLOが入ったので、資料を共有してもらいながらちょっとづつ勉強していこうと思います。
- ●すごく今後のためになる講習会でした。本当にありがとうございました。
- ●変化することは多かれ少なかれ厄介な感情を持つものですが、変化を楽しんで受け入れたもの勝ちだと思います。(素敵です~by深澤)
- ●従来のアパコンカフェとは切り離した形の「専門的な情報交換の場」として、必要な事柄等を掘り下げることが必要だと思いました。
- ●3DCLOを使いこなすことができれば仕事の効率がかなりアップするのではと思いました。今までは頭の中で予測して作っていたことが、3D画像として確かめることができ、失敗も減ると思います。
- ●柄だしや生地要尺の節約だったり、あまりモデルになる人がいないサイズの着用時の状態など確認することができてすごいと思いました。ただ工場の縫製レベルまでは反映できないと思うので、パターン通り縫えばきれいに上がるという証明になるのではないかと思いました。
- ●どんどん進化していくので自分もついていけるようにまだまだ勉強が必要と思いました。
- ●以前の会社で3DCADのセミナーがあり興味があったのですが、商談で参加できなかったので、今回参加できてよかったです。
- ●これからも、アパエルコンシェルさんにしかない(温かさが伝わります)橋渡しを是非よろしくお願い致します。
- ●3DCLOがどのようなもので、どんなことが出来るなど、知れて良かった。私はニットをやって来ていて、ニットはパターンもなかったりするのですが、新しいことを知って行くことは必要だと思うので、良い機会でした。ありがとうございます。
- ●今回初めて個人でウェビナーというものに参加しました。わかりやすくてよかったです。
- ●気になるのは受講後の就職状況です。実務経験がなくても企業に需要はあるのでしょうか??一部車のシートなどのお話しがありましたが異業種に活かせることもあるのでしょうか?? 年齢的にも気になります。
- ●今回はお誘いありがとうございました。3Dに対して仕事がなくなるんじゃないかなどマイナスなイメージしかなかったですが逆に使いこなせたらデザイナーとのイメージの擦り合わせなどで上手く伝えられないときなど時間の短縮になると思いました。
- ●10年程デザイナーとして働いた後、通販業界に転職してバイヤー⇛品質管理となりました。先日また転職しギフト業界で品質管理として働いています。商品企画に関われないのは残念ですが、お給料はアパレルで続けていたより多分良いと思います。また会社の福利厚生や企業安定性の面でも上です。アパレルのデザイナーさん、パタンナーさんは「好きだから」で低賃金・悪労働条件で働いている方が多いのではないかと思います。適度に業界外部からの参入で業界の古い体質が改善されていかないと、未来は無いのではないかと思ってしまいます。既存の知識や経験をインテリア業界・通販業界など他の業界で活かす方法もあると思います。その点でもアパレル・コンシェルの皆様にはぜひアパレル業界で働く方々のサポートにご尽力いただければと思います。すみません、偉そうなことを書いてしまいました。が、頑張っていらっしゃる方が報われる業種になってほしいと思っています
以上です。 皆さん、沢山のコメントをありがとうございました。 今後の参考にさせて頂きます。 また皆さんも今回、3DCLOを知る事で、”今”のご自身の業務を考えるきっかけになった事はもちろんですが、アパレル業界に限らず”DX”をどう活用していく社会になるのか、そして自身がどうやって、何を取り入れていくのかも、考えるきっかけになったと感じています。 さて、あなたは何を始めますか~ (^_-)-☆
深澤 恵美子
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